お多福真珠|Otafuku Pearl

お多福
真珠とは?

What is Otafuku Pearl?

日本の伝統工芸や匠による真珠、
貝製品を
主の素材とした商品群
ジャパンジュエリーとして世界中の方に
お多福伝説と共にお届けしたい。

名前の
由来は?

お多福人形で有名なお多福、おかめ伝説になぞらえて命名
古来より太った福福しい体躯の女性は災厄の厄除けとされていました。
京都千本釈迦堂にも伝わるおかめ伝説など他人を思いやる姿勢など日本の語り継ぐべき伝説をもつ名称に真珠を使用。
お多福人形の体躯と笑顔でふるまう姿は皆様に多くの福を届けたいと願う心の現れだとされています。
当社もジュエリーを通してお客様に笑顔と多くの福をお伝えしたいと考えております。

お多福
真珠

真珠、貝殻を主の素材とした伝統工芸を使用したアクセサリ―ジュエリー製品や、日本のアコヤ真珠の製品などオリジナルのお多福チャームやロゴ付き。
素材はシルバーK18 プラチナなど貴金属を使用。

作品テーマは 瀬戸内海 宮島 広島など

蒔絵
とは?

飾りたい面に漆で絵や文様などを描き、漆が乾かないうちに金属粉や色粉を蒔いて、表面に付着させ、固める技法です。日本独自の伝統工芸で奈良時代に始まったとされています

~漆かぶれについて~
乾燥は十分させていて2017年から製造販売しておりますが、これまでは何もかぶれなどの連絡などは頂いておりません。直接肌に着けるものによっては個人差がございますので、ご心配な点は弊社までお問い合わせくださいませ

螺鈿(らでん)
とは?

細かい貝片を器物や木地や漆面に装着して施す装飾法

7大特典


あなたのそばに

お多福真珠にはお多福の刻印やチャーム
蒔絵を施したお多福さんクリッカーが製品についていて、あなたの近くで笑顔でいつも見守っています。

ネックレス
長さ調整

お買い上げ時に、その方に適切な長さになるように調整いたします。

付属品

上記のすべての真珠商品に鑑別書、クリーニングクロス、桐箱、取り扱い説明書が付いています。

お多福
オリジナルトップ

アコヤ真珠特選ネックレスには、お多福蒔絵入りペンダントトップ兼、クリッカープレゼント

お多福
オリジナル包装

贈答用にプレゼントラッピングもいたします。
(その他の包装もできますので、スタッフにご相談ください)
お多福人形付きの紅白ゴムは髪留めなどで使用可能

ネックレス
通し替え永年無料

(日本国内のみ)
弊社でお買い上げの真珠ネックレスの通し替えはフォーマルサイズであれば永年無料で承ります。

簡易クリーニング
永年無料

弊社でお買い上げの真珠ネックレスの簡易的なクリーニングはフォーマルサイズであれば永年無料で承ります。通し替えが必要になるクリーニングの場合は除きます。

お福
ギャラリー

私の母新川法子が45年以上かけて蒐集してきたお多福人形。
約700点を展示し多くの福をその笑顔により皆様に感じていただきたい。
笑顔のパワースポット。

真珠

真珠の石言葉「健康、純粋、長寿、富」

6月の誕生石のひとつ

真珠の種類

アコヤ真珠
和珠、アコヤパールとも呼ばれます

日本で主に養殖されている真珠でアコヤ貝から出来ます。
白系からゴールド系の色があり、3~10mmまでの球形です。日本で知られている一般的な真珠で、他の真珠に比べてきめの細かい光沢を放ちます。

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黒蝶貝真珠
クロチョウガイシンジュ、タヒチパール

タヒチを中心としたポリネシアが主な生産地。
黒を主に、緑、赤、紫、茶などの色を含む7~18mm程の大きさで、アコヤ真珠に比べて変形が多く、バリエーションが楽しめます。

白蝶貝真珠
シロチョウガイシンジュ

オーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマーなどが主な生産地です。真珠内側の真珠層によって、シルバー系とゴールド系の色があり、8~20mm程の大きさです。真珠層の巻きが厚いため真珠の中では丈夫で、普段使いもしやすいです。

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淡水真珠

中国や日本が主な生産地で、2~15mm以上のものまでサイズや形が豊富です。色も白、オレンジ、紫などあります。比較的リーズナブルな値段で市場に出ています。
その他に半球状のマベパールやアワビ真珠、コンクパールなどの種類もあります。

真珠が出来るまで

現代のような養殖技術が発展するまで、宝石としての真珠はすべて天然真珠でした。真珠を作ることのできる貝が、たまたま小石などの異物を体に取り込み、それを無害化するために自身の真珠層で覆い、さらにたまたまそれを発見したものが、古来の真珠でした。ペルシャ湾では近代まで天然真珠産業が盛んでしたが、日本で養殖技術が確立されると主産地は日本に移り、世界のトップシェアを誇るようになります。その裏には技術者、生産者、加工業者など多くの真珠産業に携わる人々の地道な努力がありました。

次にアコヤ真珠が生まれてくるまでを大まかに記します。
まず人工採苗などでアコヤ貝の稚貝を育てます。成長して真珠を育ませる大きさになるまで2~3年かかります。2019年に愛媛、三重をはじめとするアコヤ貝の主産地が、環境変化により稚貝のほとんどが死んでしまうというダメージを負ったことが、海外の真珠人気と重なって、現在の真珠高騰の主要因となっています。

ほどよく成長したアコヤ貝を選別し、挿核手術をするために貝の整理活動を鈍らせます。人間でいう麻酔の作業です。約1か月かけて冬眠状態にします。

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黄色の容器に入っているのがドブ貝といわれる外殻の厚い貝片です。これを核としてアコヤ貝に真珠層を巻いてもらいます。出来上がりの真珠の大きさを想定して、球にカットします。

外套膜をカットして、作業しやすいように染色しておきます。
この丸い核と、貝の外套膜を約3㎜にカットしたピースと呼ばれるものを一緒に貝に入れます。7mm以上の真珠はひとつの貝にひとつの核しか挿入できません。貝の負担が大きくなるからです。この挿核は人間でいう生体間移植、再生手術です。核とピースの密着具合や、素早い作業などが必要で、熟練の技術が求められます。

挿核手術後は、潮流の弱い場所で約1か月ほど傷を回復させるための養生をします。リハビリ期間です。貝が死んだりすることを防ぎ、真珠の品質向上のために必要です。

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その後、餌が豊富で貝が活発に活動できるような漁場へ移動させます。1~2年の間、定期的に引き上げて貝掃除などの手入れをしながら育てます。

貝に付いたフジツボやカキなどを取り除くため丁寧に作業します。ゴカイなど貝の内部に侵入してくる生物は、高濃度の塩水に漬けて駆除します。このような作業をしながら晩秋から冬にかけての浜上げを待ちます。

水温の低い冬季には、真珠のテリが向上する条件が整っているので、それを迎えて収穫です。

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実際には、真珠を傷つけないミキサーにいれて真珠を回収します。

その後、①選別、②孔あけ、③前処理(アルコールに入れて有機成分を定着させる工程で、革でいうところの鞣しの工程です)、④漂白(黒ずんだシミなどを取る工程で、真珠本来の美しさを引き出してあげます)、⑤調色、⑥研磨、⑦連組み、⑧通糸の加工工程を経て、市場に出ます。採掘、選別、カット、必要であればエンハンスメントなどの処理で済む鉱物宝石に比べると、市場に出るまでに、真珠は大変多くの人と手間が掛かっているのです。

真珠の選び方

大人になると自然とフォーマルな場への出席する機会も増えるため、真珠ネックレスは必需品です。いざという時に慌てないように用意しておくと安心です。その際、必ず複数の真珠と比べて購入するようにしましょう。長年使用することを考えると色はホワイトピンクがおすすめです。ピンクが強すぎるものは年齢を重ねてから肌の色と合わせにくくなります。そして巻きが厚いものは経年劣化が少ないです。大きさ、形、連相具合などもチェックしましょう。

テリ(光沢)

真珠を選ぶ上でとても大切なポイントです。真珠の表面で起きる光の干渉のことで、真珠層が整然と積み重なって成長することで綺麗に見えます。基本的に元気な母貝からでないと綺麗なテリは出ません。真珠層の巻きの厚さとも関係はありますが、巻きが厚い=テリが良いとは限りません。複数の真珠と比べてみると分かりやすいと思います。

白系を中心に、ピンク、イエローの色味が入ったものがあります。一般的にピンクが入ったものが人気ですが、ピンクが強すぎるものは弔事に向いていないだけでなく、年を重ねると肌の色とのミスマッチが生じますので、永くご使用になる上では、ホワイトピンクと言われる白にややピンクが入ったものがお勧めです。

大きさ

遠目から見て一番わかりやすい点です。着用するシーンによって使い分けましょう。慶事では大きく華やかなものに、弔事ではさりげなく、かつ列席者に敬意を表せるものに。

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巻きと形

巻きとは、実際の真珠層の厚さのことです。アコヤ真珠の場合、0.2mm以下が薄巻と呼ばれ品質が劣るとされています。巻きが厚いほうが耐久性も高いです。形は真球に近いほど良質です。

キズ

真珠の成長段階で起きる表面に凹凸などです。全く無いものは希少ですが、特にネックレスのようにある程度距離を置いて見るものについては、大きいものでなければ気になりません。むしろテリや形のほうが重要です。

連相

複数の真珠が連なっているネックレスのような品の場合、お互いに隣り合っている真珠の色や光沢がどれだけ揃っているかどうかも大切です。連相が整っていると、統一感があり、首元が一層引き立ちます。

真珠のお手入れ

「拭いて収める」が基本です。
真珠は酸性のものや化学薬品に弱いため、着用前に化粧など済ませて、最後に装着してください。真珠を身に着けたまま、噴霧型化粧品は使わないようにしてください。

着用後は吸湿性のある柔らかい布で揉むように優しく吹いてから収めてください。汗や皮脂を拭き取っておかないと、後で真珠を見たときに、光沢が失われていたり、粉が吹いたようになる場合があります。必ず拭いて収めてください。
また紫外線を長期間浴びることによって黄ばみが発生する可能性があります。窓際に置きっぱなしや、蛍光灯の下に置きっぱなしにしないようにしてください。

また、急激な温度湿度の変化がある場所は避けてください。水分によって膨張収縮が頻繁に繰り返されると真珠層にダメージを受けます。桐箱は湿度調整してくれるので保管に最適です。
一般的に真珠は弱い宝石と思われがちです。しかし、世界の博物館などに展示されている真珠製品が良い例で、正しい扱い方をすることで数百年も美しさを保つことができるのです。

真珠のお手入れには、弊店でも使用している真珠クリーニングクロスが効果的です。

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真珠クリーニングクロス 660円(税込)

真珠を拭くのに最適な布です。抜群の吸水、吸油性により、真珠に付着した手のあぶら汗、化粧品も綺麗に取れます。洗って何度でも使用できます。

真珠リフレッシュクロス 660円(税込)

真珠のテリを回復させる布です。長い年月の間に目に見えない程度の微小な凹凸が表層にできると真珠のテリは鈍くなります。この布はその凹凸を平らにすることで元のテリに回復させる作用があります。

連の真珠ネックレスの緩みにも注意しましょう。かつては糸が使用されていたので、経年劣化で定期的に通し替え(糸交換)の必要がありました。最近ではワイヤーが使用されているため、糸ほどの劣化はしませんが、汗などがついたまま収めた場合など、保管やお手入れ状態によってはワイヤーが錆びてくる場合もあります。時々チェックしましょう。
真珠をはじめ、ジュエリーのお手入れや取り扱いについても、お気軽にお問合せください。